2022年12月24日土曜日

神は光 

 神さまってどんなお方か、というとヨハネの手紙第一ではこう書かれています。「神は光であって、神のうちには暗いところが少しもない」(15節)。これを語ったのはヨハネです。ヨハネは、イエス・キリストの12弟子のひとりで、主がことに愛された最年少のしもべです。彼は、神を語るときしばしば光というふうに言い表しています。

 例えば、よく知られているのは、ヨハネの福音書15節や9節で、それぞれ「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった」(5節)、「すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた」(9節)と書かれていて、光は神と置き換えることができます。光は神の属性で、改めて顧みるとそこには強力な力が発揮されています。

 神は光であり、光は闇に対して圧倒的な勝利を持っています。私は、暗所が苦手です。真っ暗で何が置かれているか分からないので、動けばあちこちに体をぶっつけてしまうのが嫌で、闇の中は怖くてとても動けません。しかし、そこに一筋でも光がともるとどうでしょう。たちまちすべてがあらわになります。瞬く間に闇は退き、その様は光の闇に対する勝利です。どんなに深い闇であっても、闇は光に打ち勝つものではないのです。そしてこのような圧倒的な力こそ、まさに光が持つものなのです。

 それ故、私たちの心が暗闇の中にひしがれているとき、こころに光をお迎えしましょう。光とは、御子イエス・キリストです。イエスさまは神のひとり子で、私たちを救うために世に来られた救い主です。イエスさまを信じる者は、死からいのちへと移っており、たましいの救いさえも受けています。

 こころの暗闇をこのキリストの光で照らす時に、私たちは自分を知り、また罪を知り、変えられていきます。ですから、こころに光を置きましょう。すると、闇は消え去ります。そして見えるようになったら、こころのお掃除ができるのです。私たちの一つ一つの罪もまた赦され、解放されてゆきます。

 大切なことは、イエスさまをこころにお迎えすることです。あなたのこころは今、何でいっぱいになっていますか。古いものは捨て、新しくキリスト・イエスをこころにお受けください。神のご愛はあなたを捉え、あなたが新しい人として生きてゆくよう導いてくださいます。時は満ちて来ています。

MIKOE NEWSから転載」 2022年12月24日、リンク先:https://www.mikoe-news.com/

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