2012年11月2日金曜日

小黙示録


 家計を預かる主婦の感じるところですが、ここ数年で急激に時代が悪くなって
きたように思います。友人の話ですが、北海道のお米は安全とされてい るそう
で、そのためか、内地の都市部からの買い占めがあり、確かに、地元北海道では
例年より10キログラムで約1000円値上がってしまいまし た。
 また、リストラをはじめ、これから時代を担う若者たちの雇用先も十分に確保
されていません。人件費削減のため、近隣の外国人を雇用し、こちらに 回るべ
き仕事が回ってこないのです。
 さらに、周辺国での反日感情の高まりは、世の終わりの前兆を表しているかの
ようです。
 マタイの福音書の24章は、小黙示録と呼ばれ、終わりの時代に起こる事が、イ
エスさまの口から語られています。
 「わたしの名を名のる者が大ぜい現れ」(5節)、「民族は民族に、国は国に
敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります」(7節)、 「不法が
はびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります」(12節)というのが主なと
ころですが、時代は、今まさに産みの苦しみの初めに入って います。これか
ら、終末に向かって、さらに私たちが考えもしないような患難、困難が起こって
くるでしょう。
 しかし、キリストとともに歩む人生は、慰めに満ち、イエスさまご自身が皆さ
ん方の力となってくださいます。担い切れない重荷を主の前に下ろし、 安きを
得ましょう。そしてイエスさまを主とお呼びし、救いを頂きましょう。
 イエスさまも言っておられます。「すべて、疲れた人、重荷を負っている人
は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげま
す」(マタイの福音書1128節)
         (イスラエル北野)
 
み声新聞2012年11月4日号(第700号)より転載—

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