2012年11月9日金曜日

私の結婚


 離婚話が絶えない家庭に育ったせいか、私は、自分は一生結婚しない、と思っ
ていました。結婚どころか、人生がつくづく嫌になっており、いつ死の うか、
とそればかりを考えていました。
 ところが、20歳の時に、預言者がやって来て、突然、私が結婚式を挙げている
姿が見える、と語り始めたのです。驚きました。このことばは、死ぬ ことばか
りを考えていた私に、手のひらほどの、小さな生きる希望になりました。
 この日から、結婚のために祈るようになったのですが、その中で特に23歳まで
に結婚することができるようにと祈りました。依然、人生に絶望にし ていた私
は、待てる時間は3年しかありませんと、正直なところを主に申し上げたのです。
 22歳が終わった次の日、それは、約束の23歳ですが、神さまは、「もし遅く
なってもそれを待て、それは必ず来る。遅れることはない」(ハバク ク書2章
3節)と語ってこられました。すぐに分かりました。はやる私に、23歳の最後の
1日まで待ち続けなさいということです。
 興味深いことに、同じその日に、私の夫となるある兄弟が、主に呼ばれ東京か
ら長崎に祈りに行きました。彼はそこで、主から結婚の導きを受けまし た。こ
うして私は、願い通り23歳半ばの秋に結婚しました。
 この結婚は、私にとっては、神さまのことばの成就であり、神さまのことばは
真実であることの証しです。
 結婚だけに限らず、もし、皆さんに神さまからの約束のことばがあるなら、ど
んなに不可能に見えても、その約束のことばを固く握りましょう。神さ まはあ
なたのために最善のものを拒まれず、与えられている約束は必ず実現するからで
す。 (イスラエル北野)
 
み声新聞2012年11月11日号(第701号)より転載—
 

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