2012年11月16日金曜日

罪 人


 先日、興味深い学びをしました。「罪人」という漢字をあなたらどう読みます
か、と問うもので、クリスチャンの多くは「つみびと」と読み、一般の 人の多
くは「ざいにん」と読むそうです。
 両者には、罪に対する意識が異なるのです。「つみびと」という言葉には、認
罪が含まれている言葉のように聞こえますが、「ざいにん」は世に言う 犯罪者
のことを指す言葉とされているようです。
 しかしながら、犯罪ではないにしろ、すべての人は罪のうちに閉じ込められて
いることを、聖書は語っています。人には「原罪」があるのです。たと え世に
言う犯罪を犯さなくても、心を探れば、人をさばいたり、ねたんだり、人をあや
めることさえ脳裏に浮かぶことがあるでしょう。こういった罪の 根っこは誰で
もあるのです。これが原罪です。そして、これがある故に、神と私たちとの関係
は断裂しているのです。
 しかし愛なる神さまは、私たちを救うご計画をお持ちでした。神さまは、御子
イエスさまを下さったのです。イエスさまは、私たちの罪の身代わりと なって
十字架で死なれました。このイエスさまが流された血潮によって、私たちは、罪
赦され、生かされ、父なる神さまとの関係が修復されたのです。
 皆さんが、イエスさまの十字架を信じ、イエスさまを主として受け入れるな
ら、救われます。私たちが罪人であることには変わりありませんが、私た ちは
イエスの十字架の故に、赦された罪人(つみびと)なのです。あたかも罪の無い
者かのように神さまは、祝福してくださいます。そして、神さまが 私たちの力
となってくださるので、全ての困難に勝利します。イエスを主と呼び、新しい人
生を踏み出しましょう。
(イスラエル北野)
 
み声新聞2012年11月18日号(第702号)より転載—
 
 

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