2025年9月17日水曜日

 TAMANAの奇跡

 最近起こった神さまの素晴らしいみわざをお分かちしたいと思います。それは、自動車に乗っていた時、虹を見たところから始まりました。こういう時、往々にして特別な神さまのご計画が始まるのです。

 ちょうど、西ヨーロッパのワードオブライフという宣教団体から数名の若い方々が日本に来られました。彼らは、ご自分の国で、日本の宣教のために熱心に祈りを重ねておられました。すると、祈りの中で彼らは「TAMANA」という言葉を捉えたのです。「TAMANA」に何かある。「TAMANA」に主のみこころがある、彼らはそう捉えました。
 彼らは最初に「YOKOSHIMA」という言葉が思いに浮かんだそうですが、調べたところそれが「TAMANA」、すなわち日本の熊本県玉名市にある横島町という地名だと分かりました。それで玉名市のいくつかのキリスト教会に連絡をしたのですが、どこからも返事がありませんでした。しかし、連絡はついていないけれども、とにかく日本に行って、トイレ掃除でも何でも良いから「TAMANA」で働いて主のみこころを行いたい。そういう意識を持って、彼らは日本に来て、私たちのTLEA教会にやって来ました。

 するとどうでしょう。私たちTLEAには、九州に「TLEA玉名教会」があるのです。彼らの驚きは非常なものでした。神のことばどおり「玉名」に奉仕できる教会があることを早速、本国に伝え、主をあがめました。そして、彼らは期待を持って「玉名教会」に向かったのです。

 もう一人、この件で感動した人物がいます。それは、「玉名教会」のI牧師です。I牧師は、ずっと神の働きのための助け手が与えられるよう祈ってこられたのです。I牧師の奥様は、お体がご不自由で車椅子の生活をなされています。まさに、お二人は、宣教を助けてくれる方を求めておられました。

 普通、それは近所で与えられるのではないか、というのが私などの浅はかな考えです。ところが、このI牧師の祈りは主に届いて聞かれました。主はこの祈りの答えを何と日本をはるかに超えたヨーロッパから起こされたのです。本当に、私は驚きました。

 神には、場所の制限などないのだということを、学びました。世界全体で主は働きをなしておられるのです。

 かつてある賛美の器が、祈りの中で「長崎」ということばを聞きました。主が遣わされる場所を主がその人に「語る」ということはあるのです。これは、本当に神から来たかどうかを、しっかりと吟味し、そうであるなら、堅く握ってください。そうすれば、神のご計画のその時に必ず成就することでしょう。

 「TAMANA」は、全国的に名が知れ渡っている地名かといえば、決してそうではありません。でも、心を尽くして神の前に祈っていた方がおられたのです。そして、主もその祈りを聞いてくださっていたのです。

 このことを通して、私たちも学びましょう。祈りは聞かれることと、時に思いもよらない所から祈りの答えが来ることを。今回は地球の端から、答えがやって来たのです。

 ゼカリヤ書で、このような約束のことばがあります。「シオンの娘よ。喜び歌え。楽しめ。見よ。あなたの王があなたのところに来られる。」(99節)

 また、マタイの福音書にはこう書かれています。「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。」(778節)

 これは、求め続けるという継続を表すことばで書かれたものです。求め続け、捜し続け、たたき続けるなら、必ず開かれるとイエスさまはおっしゃっているのです。

 忍耐を持って、祈り続けましょう。信じることをやめてはなりません。時が満ちたら、私たちは必ず、祈りの答えを見ます。「TAMANA」の奇跡を覚えて、あなたも主に求めましょう。祈りを聞かれる方がおられることを、生ける神の現実を、私たちはこのことを通して学びました。主に信頼する者は決して失望に終わることがありません。

MIKOE NEWSから転載」 2025年9月17日、リンク先:https://www.mikoe-news.com/

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