永遠のいのち
イスラエルとイランの戦闘に、アメリカが加わり、イランの核施設に空爆がなされました。イスラエルでは、トランプ氏に向けて「サンキュー、ミスタープレジデント」という看板が掲げられたそうです。ここで、イランの核施設をたたいておかなければ、大変な状況になるという見込みからこの戦争状態は始まりました。
日本は、唯一の被爆国ですから、この戦争状態に対しても特別な思い入れがあるでしょう。核の使用は、広島・長崎で終わってほしいというアピールがなされています。これから世界は、どうなってゆくのでしょう。人間はばかじゃないから再び核なんか使わない。すべてが滅ぶような戦争なんてしない。そう考える人も確かにいます。
しかし、聖書を見ると、人は罪人です。だから私は、同じ過ちを繰り返すと考えています。そして今、第3次世界大戦に向かっているのではないかと考えています。
聖書に『ヨハネの黙示録』という巻があります。名前を聞いたことのある人も多いでしょう。そこに描かれている、戦争やさばきの様子は非常に厳しいものです。筆舌に尽くせない困難が描写されています。そして、『ヨハネの黙示録』は、「世の終わり」、すなわちこの世が必ず終わることをはっきりと書いているのです。
ではいったい、いつこの世(地上の支配)は終わるのか。それは、中東包括和平締結後7年です。今、イスラエルを中心にイランや、さまざまなアラブ諸国、ロシアを含めて、戦争の火種はなかなか消えません。それら各国の事情を加味して、戦争を取りやめるよう導く政治的リーダーが出現するのです。そして、彼によって、皆が安心して住むようになります。
しかし、ここが世の終わりのスタートになるのです。これが、起こったら7年後に、キリストの再臨(地上再臨)を迎え、この世は終わるのです。動かすことのできない事実として、聖書にそれは書かれています。
ですから、私は、あと100年も200年もこの世が続くとは思っていません。むしろ、世界情勢を見てみると、中東包括和平へと向かっているその動きが加速しているようにさえ思われます。いつとは言えませんが、世の終わりは確かに近づいているのです。
このような時代にあって、どう生きて行くか、あなたは備えをお持ちですか? 患難・苦難はもちろんやって来るでしょう。イランは、ホルムズ海峡の閉鎖を決めましたので、これから戦争の被害が忍び寄って来るでしょう。寒い北海道に住んでいるので、灯油が手に入らなくなったらどうしよう、と私も考えています。しかし、そういったことは、小さなことです。
大切なことは「いのち」です。たしかに私たちには「いのち」が与えられていますが、多くの人が考えるそれは、死んだら終わる「肉の命」です。しかし、イエス・キリストが、皆さんに与えよう与えたいと願っておられるのは、「永遠のいのち」です。イエス・キリストを信じる者には、「永遠のいのち」が与えられるのです。
ヨハネの福音書3章16節にはこのように書かれています。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
私たちの希望、私たちの真のいのちは「天」にあるというのが私の思う所です。「天」は、永遠です。イエス・キリストが再臨されて後、千年王国という時代があり、その後新天新地に至るという所まで、ヨハネの黙示録には書かれています。
私たちは、この地上にいる間に、永遠への備えをなしましょう。その一歩が、イエス・キリストをご自分の救い主として信じ、永遠のいのちを頂くことなのです。
イエス・キリストを信じて、終わりの時代に備えましょう。
MIKOE NEWSから転載」 2025年6月25日、リンク先:https://www.mikoe-news.com/
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