2020年4月1日水曜日

知っていただきなさい

 神さまがいかに私たちを愛しておられるのか、 イエスさまは、たとえを用いてお話しされました。
  「五羽の雀(すずめ)は二アサリオンで売っ ているでしょう。そんな雀の一羽でも、神の御 前には忘れられてはいません。それどころか、 あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられてい ます」(ルカの福音書 12 章6、 7 節)
 何のことでしょうか。イエスさまの時代、ス ズメは庶民の食べ物で、2羽で1アサリオンで した。それを二つ買うと1羽おまけが付いてく る、それが5番目のスズメです。値段さえつか ない価値無きスズメです。しかし、そういった スズメでも、神さまはちゃんと覚えてくださっ ているというのです。イエスさまは、あなたが たはたくさんの雀よりもすぐれたものです、と 言ってくださいました。また、私たちの頭の毛 の本数なんて誰が知っているでしょうか。神さ まです。神さまは私たち以上に私たちのことを 知っておいでです。というのは、私たちを愛し ておられるからです。
 ピリピ人への手紙4章には「何も思い煩わな いで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる 祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神 に知っていただきなさい。そうすれば、人のす べての考えにまさる神の平安が、あなたがたの 心と思いをキリスト・イエスにあって守ってく れます」(6、7節)という一文があります。
 私たちは、しばしば手に余るような問題に見 舞われ、心配や思い煩いでいっぱいになります。 しかし、そのことを感謝して祈り、また求め願 うなら、神はあなたの祈りと願いを聞き届けて くださいます。神はあなたを愛しておられます。 ですから、あなたもまた、あなたの必要を知っ ていただきましょう。愛され平安を下さり、助 けてくださいます。心の願いを知っていただく、 これが解決です。
 
(イスラエル北野)

み声新聞2019年4月5日号(第1088号)より転載—

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