2018年7月4日水曜日

感謝の人になろう

 目は心の窓といいますが、マタイの福音書6章にも、「からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るいが、もし目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう」(2223節)という一文があります。
 かれこれ20年になります、私はこのことば通りの人に出会いました。『獄中からの讃美』の著者マーリン・キャロザース師です。
 最初にお会いした時は、失礼ながら、この人はもう天国に足を踏み入れていると思いました。あふれる喜びと、「Praise the Lord!(主をたたえよ)」と口をついて出てくる賛美の数々は、師を内側からこうこうと照らしているようでした。賛美するマーリンさんそのものが、私たちへのメッセージでした。
 テサロニケ人への手紙第一5章に「すべての事について、感謝しなさい。これが、キリストイエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」(18節)と書かれています。
 すべての事を感謝するとは、良い事だけでなく悪いと思われる事も等しく感謝するということです。
 そして、このようにして感謝を身に付けることは、語学を新しく学ぶことに匹敵するほど困難で、忍耐が必要だとマーリンさんは語りました。
 さて、感謝と賛美を学び始めたマーリン・チルドレンは、患難に対して、おのおの感謝とともに神の前に躍り上がって喜ぶことを実践しています。私は、ぴょんぴょん一筋ですが、幾つもの踊るパターンを持って自在に感謝している人もいます。
 あなたもまた、感謝と喜びの人となることができます。あなたの内側にある喜びや感謝は光であって、人々はその光を求めてあなたの所にやってきます。この光は決して消えることなく、たましいの救いへの道を照らすものとなります。
(イスラエル北野)

み声新聞2018年7月8日号(第997号)より転載—

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