2016年8月9日火曜日

虹の話
 私たちの教会のロゴは、赤い十字架と虹でできています。赤い十字架は、イエスさまが流された血潮とその贖いを想起させ、虹はその約束を確かにさせるものです。
 虹の由来は、創世記のノアの時代にさかのぼります。ご存じのようにノアは、箱舟を作ったことで有名です。悪い時代をこれ以上見過ごすことができなくて、神はさばきをなさいました。大水によって地上の肉なるもの全てが死に絶え、ただ、箱舟の中にいるノアとその家族、動物たちだけがこの難(さばき)を逃れました。
 ここに至って神は、ノアと契約を立てました。「…すべて肉なるものは、もはや大洪水の水では断ち切られない。(中略)わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。それはわたしと地との間の契約のしるしとなる」(創世記9章11節~13節)虹は契約のしるしなのです。
 ところで、私の夫はよく虹を見つけます。今の家に来てから少なくとも30回は彩雲や虹を見ていると思います。友人は、ここ10年虹を見ていないと言いますから、特別な神さまの御手があるのでしょう。
 ペテロの手紙第二3章に「当時の世界は、その水により、洪水におおわれて滅びました。しかし、今の天と地は、同じみことばによって、火に焼かれるためにとっておかれ」ている(6、7節)と書かれています。私たちが住むこの天地は、水では滅びませんが、今度は火をもってさばきが下されることが予告されています。
 そういうわけで、今の時代を見分けましょう。今は終わりの時代であり、私たちは滅びの手前にいます。悔い改めて神に立ち返り、主イエスキリストが下さる救いをあなたのものとしてください。 (イスラエル北野)

み声新聞2016年8月7日号(第896号)より転載—

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