救い
このところそれほど聞かれなくなりましたが、教会には悪霊追い出しというミニストリーがあります。福音書を読むと、イエスさまは病のいやしと同じくらい悪霊を追い出されたことが書かれています。
悪霊追い出しにはたちどころに解放されるものもあれば、頑固に居座る悪霊もいます。悪霊は必ずしも当人に災いをもたらすだけでなく、病をいやしたり、人の益になると思えることさえ行ったりします。しかし、どれだけ益をもたらしていても、悪霊は、人を「救う」ことだけは決してできません。ご利益をもたらすことができても、救いはキリスト・イエス以外にはありません。
使徒の働き4章12節にはっきりと次のように書かれています。
「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです」
それでは救いとは何でしょう。イエスキリストは、私の罪を贖い、十字架で死なれたこと、そして3日目に復活を遂げられたこと、これらを心に信じ、口で告白するなら私たちは救われます。私たちを告発するどんなさばきも無効とされ、私たちは神の子としての身分を受け、永遠のいのちを頂くのです。この権威をお持ちなのは、父なる神さまおひとりです
命ある限りなさなければならないのは、この福音に応答することです。私たちのこの地上のひとときは、永遠という時代に備える意味を持っています。罪があるなら、天国には行けません。それ故、私たちを天に迎え入れるために、イエスさまは十字架で死んでくださったのです。
イエスさまこそ唯一の救いです。
(イスラエル北野)
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