2015年5月8日金曜日

鮮度の良い感謝
 「すべての事について、感謝しなさい」。テサロニケ人への手紙第一5章18節にはこのように書かれています。私たちはこの教えをマーリン・キャロザース師を通して約20年かけて学んできました。今では何か起こると、すぐに「あっ、これは感謝だな」と気付くようになりました。しかしここから先がまた一癖あってなかなか実践できません。
 例えば、夫婦げんかがクライマックスに達した時などは、なかなか感謝が言えません。火に油を注ぐようなものであるのは明白で、「感謝します」なんて言おうものなら相手のさらなる怒りが爆発しそうで、ちゅうちょしてしまうのです。
 かつて、み声新聞の中で、ご主人とけんかになろうとした瞬間、奥さんがいきなり「イエス、勝利。イエス、サタンに勝利」という歌を歌ったという記事を読みました。賛美した途端、急に笑いが起こり、たちまち空気が変わって元に戻ったそうです。本当に勝利が現されました。すべての事を感謝することはサタンのたくらみに打ち勝ちます。
 私たちの教会には、「感謝の戦士祈祷会」という名の祈祷会があります。全ての事を感謝することは戦いに等しく、それ故、戦士という名が付けられています。この祈祷会で、忍耐を持って問題の一つ一つを感謝してきました。感謝は質から量へ転換してきました。
 その中で、夫と話すのは、感謝もまた鮮度があるということです。思い出して後から感謝するというのもよいでしょうが、オンタイムで新鮮な感謝をささげることはより強く主の勝利を見ることができます。一つ一つは戦いです。全ての事について感謝しましょう。主は全ての事を益に変え、大いなる勝利を現してくださいます。
 
(イスラエル北野)

み声新聞2015年5月10日号(第831号)より転載—

0 件のコメント:

コメントを投稿