2014年1月3日金曜日


喜びの人
 私が今まで出会った人の中で、一番輝いていた人はマーリン・キャロザーズさ
んです。マタイの福音書に「からだのあかりは目です。それで、もしあ なたの
目が健全なら、あなたの全身が明るいが、もし、目が悪ければあなたの全身が暗
いでしょう」(6章22)と書かれています。マーリンさんの 目には喜びがあ
り、お顔はまさに光を放っていました。全身が明るく、あれほど喜びを抱いてい
る人を、私は見たことがありません。
 そのマーリンさんですが、著書『獄中からの賛美』によると、初めからこのよ
うな栄光を現す人物ではなかったようです。陸軍に所属し、車を盗み、 脱走、
連邦捜査局(FBI)に逮捕されたということを始めに、為替を用いた不正なビ
ジネスなど、若くて向こう意気の強い青年がやりそうな悪に、彼 もまた手を染
めていました。
 ところが、ある晩マーリンさんは、神の声を聞きました。「今晩、決心して、
私を信じなさい。もし今晩決心しないなら、手遅れになる」そう語られ て、そ
の声に応答しました。そこからマーリンさんは神さまと出会い、その人生は、
まったく新しくなりました。
 人はそうそう変わるものではありません。しかし、神さまとの出会いは人を変
えます。コリント人への手紙第二2章17節には次のように書かれてい ます。
「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いも
のは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」
 神は、全てのことを新しくしてくださいます。あなたもまた例外ではありませ
ん。イエス・キリストを信じるなら、喜びに輝くようになります。神さ まとと
もにある人生の祝福をお受けください。 (イスラエル北野)

 
み声新聞2014年1月5日号(第761号)より転載—

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