2013年4月17日水曜日


祝福します
 旧約聖書の民数記22章のお話です。バラクというモアブの王様が、預言者バラ
ムに「来てイスラエルをのろってください」と彼を雇ったことがあり ました。
これは神のみこころではありませんでしたので、主の使いが、抜き身の剣を手に
持ってバラムの前に立ちはだかりましたがバラムには見えませ んでした。乗っ
ていたロバが急に動かなくなったのでつえで3度打ったところ、主は、ロバの口
を開き、ロバは、「私があなたに何をしたというのです か。私を3度も打つと
は。」と言いました。
 この時、バラムの目がひらかれ、抜き見の剣を持つ御使いが、自分の前に立っ
ているのが分かりました。知らずにそのまま進めば、バラムの命はあり ません
でした。
 主は、バラムにイスラエルを祝福することばを語らせます。
 今まで私は、イエスさまのみ名によってサタンや悪霊などを縛るということは
学び用いていましたが、聖書にたくさんの祝福が書かれているにもかか わら
ず、どういうわけか、イエスさまのみ名によって祝福するということは、したこ
とがありませんでした。
 先日、説教者が、講壇からイエス・キリストのみ名によって祝福します、と宣
言した時、祝福が私の心にピッと届きました。喜びのような、平安のよ うな、
やすらぎが心にひびき、うれしくなりました。そして、それがあまりにも素晴ら
しいので、その日以来、私は祝福することを学んでいます。
 祝福で大切なことは、分かち合うことだと思います。互いに祝福することに
よって、さらに大きな祝福が注がれます。私たちは、祝福を受け継ぐため に召
されているのです。人を祝福する時、自分もさらに祝福されるのです。
     (イスラエル北野)

 み声新聞2013年4月21日号(第724号)より転載—

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