2014年12月3日水曜日

脱出の道
 先日、北海道聖会が行われました。今回は各教会でイスラエル宣教チームのダ
イジェストムービーを視聴することになったので、娘のパソコンを借 り、動画
をダウンロードして準備しました。そして、ついでに使わなくなったファイルを
掃除してくれるよう娘に頼み、安心して出掛けました。
ところが、聖会会場到着直前になって、ある思いが来たのです。娘が今回使う動
画を間違えていっしょに捨ててしまったのではないかという思いです。
あり得る、と私たちは思い、早速確かめてみるとその通りパソコンの中は空っぽ
でした。一瞬目の前が真っ暗になりました。全聖会でムービーを見るので、これ
はあってはならない失敗です。
私たちは、このことが許されたことをまず主に感謝しました。そして、再びダウ
ンロードを始めました。ところが会場の電波状態が悪く、自宅なら5分で終了す
るはずが、残り30分の表示から、うんともすんとも動かず、もう駄目かと諦めか
けていました。
するとその時、突然夫がパソコンを抱えて走り始めました。電波状態が良い1階
に行き、そこでダウンロードし、さらに部屋に戻り作業を続けたところ、視聴す
る4分前にはすべての手続きが完了しました。あたかも何もなかったかのよう
に、ことは進んだのです。
コリント人への手紙第一1013節には「神は真実な方ですから、あなたがたを、
耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられ る
ように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます」と書かれています。問題
があったとしても諦めるのは、早いです。主に信頼することを学んで いきま
しょう。
 
(イスラエル北野)

み声新聞2014年12月7日号(第809号)より転載—

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