2014年7月5日土曜日

次女、恐るべし
 昔読んだリポートですが、クリスチャンは長男長女が多いようです。聖書で
は、初子はすべて私のものであると書かれていますので、その通り主が召 され
た者も長子が多いようです。
 とはいえ、長男長女ばかりが教会で幅をきかせているかというと、そうでもあ
りません。長子は他の子以上にわきまえが求められますからおおむねお となし
く極端なことはしません。それに反して教会はまるで私のためにあるとばかりの
甘え上手で大胆な人たちがいます。よく見ると彼らは往々にして 次男次女、
末っ子にクリスチャン2世です。
 彼らがすごいのは、何が起ころうと決して主の自分への愛を疑ったりしないこ
とです。生育環境の違いでしょうか、父や母、兄や姉から愛されて育っ てきて
いるので、教会の中でも自分の居場所があること、主に愛されていることをこ
れっぽっちも疑っていません。
 私にも、成人した2人の娘がいますが、次女は今でも、子どものように私に甘
えてくれます。彼女は叱られようが何しようが自分が愛されていること を知っ
ているのです。
 まさに次女、恐るべしです。聖書でもルカの福音書10章にマルタと妹のマリヤ
のことが書かれています。イエスさまが来られると聞いて、長女マル タはおも
てなしのために忙しく立ち振る舞いました。しかし、妹のマリヤは主のそばから
離れようとはせず、じっとイエスさまの言葉に耳を傾けていま した。これほど
姉と妹は違うのです。
 イエスさまは、「子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそ
こに、入ることはできません」と語られました。(1817節)子ど ものよう
に、です。神さまは無条件であなたを愛しておられます。(イスラエル北野)

み声新聞2014年7月6日号(第787号)より転載—

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