2014年2月11日火曜日


幸福ですか
 ある日、私は「あなたはどんな人になりたいのですか」と聞かれました。その
時は漠然としていましたが今は言えます。クリスチャンのマーリン・ キャロ
ザース氏のようになりたいのです。この人は、生ける神とともに人生を歩み、ど
んなことがあっても感謝し、主を喜びとする輝きに満ちた人で す。
 いつも喜んでいるというのは、素晴らしいことです。不幸はマーリンさんには
打ち勝ちませんでした。寄り付いたとしても、一瞬のうちにそれは感謝 に変わ
ります。私もこんな人生を歩みたいと思います。
 話は変わりますが、幼稚園の頃、幼児たちの間でかならず起こる儀式のような
ものがありました。お道具箱の中にハサミがないと「ありません」と、 先生に
うえんうえん泣くのです。よく私のハサミも盗まれて、泣きました。そのうち、
知恵がついてきて、ない時には隣の子のハサミを拝借しました。 変わってその
子が泣きました。
 幼稚園の子どもでも、マーリンさんの教えは必要でしょう。ハサミを取られて
も「プレイズ・ザ・ロード」と言える人になることを、神さまは望んで おられ
ます。というのも、神さまは不幸をコントロールする力を私たちに与えておら
れ、それを用いるよう望んでおられるからです。
 不幸が勝利することは、私たちの同意なしには起こりません。逆に言えば、不
幸に陥るのも陥らないのも私たちは選択できるのです。
 喜びはサタンのかせを断ち切ります。サタンは喜びのうちには入ってこれませ
ん。良いことを喜んだとしてもそれは当たり前のことです。喜べない時 に喜ぶ
その信仰のうちに、神さまは答えてくださり、勝利を現してくださいます。
     (イスラエル北野)

 
み声新聞2014年2月16日号(第767号)より転載—

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