2013年7月20日土曜日


禍から祝福へ
 先日、借家の大家さんが、賃貸業を止めるから三カ月以内に出てください、と
言ってこられました。私たちには何の用意もなく、降って湧いたような 試練に
恐れを抱きました。
 しかし、その日の夜の聖書通読箇所から神は、「あなたがたはこの山に長くと
どまっていた。向きを変えて、出発せよ」(申命記1章6節)と語って くださ
り、この引っ越しは、大家さんを越えて神から来ているものだと確認しました。
 確かに、私たちは14年もとどまっていました。そしてこの時に新しい歩みのた
めに召し出してくださったのです。同2章3節には、「北のほうに向 かって行
け」とありますが私たちの家の真北は永山という町です。そこは、旭川市の中
で、最初に開拓された村だといいますので、みこころを感じまし た。
 事実、永山に適当な物件がありました。しかし保証人の件で借りられませんで
した。もうどこも貸してもらえないだろうと、意気消沈していました。 経済も
物件も私たちには手の届かないもののように見えました。
 こうなれば私たちの行き着く先は、天の御国の父なる神さま以外にはありませ
ん。私たちは、この問題を差し出し、神さまに感謝の声賛美の声を上げ まし
た。切々と訴える祈りの声を神は聞いてくださいました。まず、引っ越しに関わ
る経済が与えられました。そして、物件ですが、以前図面を取り寄 せた不動産
屋からの問い合わせがあり、何と永山の物件を見せてくださいました。そしてそ
こが神が用意されたものだと確信しました。
 本来なら、路頭に迷う展開ですが神はそれを祝福に変えられました。これこそ
神の栄光です。感謝と賛美を主にささげます。   (イスラエル北 野)

 み声新聞2013年7月21日号(第737号)より転載—

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