2024年7月3日水曜日

喜びに満たされて

 今は天国におられるマーリン・キャロザース師は召される直前まで私たちに、すべての事を感謝するということを教えてくださいました。悪いと思われることも感謝しましょう、それもすべて神は益としてくださいます、と語り、大きな声でプレイズ・ザ・ロードと主をほめたたえていました。

 そのマーリンさんを見て、私はびっくりしました。輝いているのです。体じゅうが明かりがともったように、一点の曇りもなく明るいのです。ハレルヤ!と喜ぶ様子は、さながら地上で天国を生きているかのようでした。こんな喜びが世にあるとは思いもしないくらい全身が明るく照り輝いていました。

 旧約聖書にモーセという人物がいます。彼もまた神の人で、4040夜シナイ山で主と共にいて、あかしの石の板2枚を持って下山します。彼は、主と話していたので自分の顔の肌が光を放っていることを知りませんでした。でも、アロンとすべてのイスラエル人が下山したモーセを見ると、何と彼の顔の肌が光を放つではありませんか。それで、彼らは恐れてモーセに近づけませんでした(出エジプト記342830節参照)。モーセは、顔と顔を合わせて神と交わっていたので、神の栄光を反映していたのです。これもまた稀有(けう)な事例です。

 マタイの福音書6章でイエスさまは、このように語られました。「からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るいが、もし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。それなら、もしあなたのうちの光が暗ければ、その暗さはどんなでしょう」(2223節)

 目は心の窓といいます。人の内側の状態は目に現れます。マーリンさんの目は喜びにあふれていました。そして、この聖書のことば通り、その喜びその明るさは、前述したようにからだ全体を照らすほどのものであったのです。

 反対に、目が死んでいるということもあります。病気、世の煩い、諦念、心配、絶望それらはすべて目に宿ります。目は口ほどにものを言い、というように目は内側の心を反映させるのです。あなたの目はどうでしょうか。健全でしょうか。健全でありたいですね。そのためには、何より心が健全であることが必要です。

 健全な心とは、神が下さる喜びに満たされることです。これがこの輝きの答えです。主イエスを喜ぶことは私たちの力です。喜びは泉のようにこんこんと湧き上がり、あなたから周りにあふれ広がっていきます。

 イエス・キリストを救い主としてあなたの心にお迎えしましょう。そうすれば救われ、今まで経験したことのないような喜びを、神はあふれるばかりにあなたの心に注いでくださいます。そして賛美することで、さらにこの喜びは増し加わります。それは尽きることがなく、あなたの全身を明るく照らし、この地にあって私たちに天の喜びにあずからせてくださるのです。

MIKOE NEWSから転載」 2024年7月3日、リンク先:https://www.mikoe-news.com/ 

0 件のコメント:

コメントを投稿