2019年10月9日水曜日

救 い

 世には多くの宗教があり、救いや解決をうたっています。しかし、それらの宗教には何の確証も無く、かえって弱さに付け込んで、食い物にしているように私には見えます。
 以前、救いに関して図を書いて教えられたことがあります。天と地があって、地から天に向かって伸びている幾本もの柱があります。この柱とは人間の「努力」です。一番長い柱も天には届くことができませんでした。
 次いで見てみると、天から地上に差し伸べられている一本の柱があります。この柱は「救い」といいます。この柱に応答して登るなら天に行くことができます。
 救いは努力で手に入れられるものではありません。確かに世には苦行や物断ちなど、お勤めを語る宗教は数多くあります。しかし、それら宗教の内には救いを約束するものは一つとしてないのです。
 使徒の働き412節には、「この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです」と書かれています。
 この方とは、イエスキリストです。イエスさまは天から来られました。先ほど語ったように、天から地へと差し伸べられた一本の柱、それはイエスさまとその福音です。
 イエスさまは、罪の奴隷である私たちを愛し憐れみ、死に打ち勝つ救いをもたらすために時至って世に来られました。そして、その十字架の死を通して私たちを贖(あがな)い、3日目によみがえりを果たされ、ここに福音を打ち立てられました。
 あなたもまた、このイエスキリストを信じ、救い主として心にお迎えするなら、救われます。神さまのみこころはあなたが救われることにあります。救いはキリストにあります。ただ信じることによってすべてが全うされます。(イスラエル北野)

み声新聞2019年10月13日号(第1063号)より転載—

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