2019年5月8日水曜日

救 い

 大学生の時、友人に連れられてMキリスト教会に行きました。実は小学校の時に日曜学校に通っていたので、教会は初めてという訳ではありませんでした。それから数年、大学で心理学を学び、そこにこそ解決があるように思い高ぶり、キリスト教は(宗教は)もう卒業したと豪語する者でした。M教会では、何名もの方が親切に声を掛けてくださいました。しかし話をすると、皆一様にあなたのような人は救われないだろうと言い、私自身もそう思っていました。
 ところが、神の愛と恵みによって私は救われたのです。その日、M教会の一室で祈った時、聖霊さまのご臨在に触れ、神の元に帰りました。全てが一変しました。見るものも触れるもの全てが新しく、心に大きな喜びが注がれました。
 人を救うのは神です。自分の力でも人の力でもありません。神の恵みです。ですから私は無条件に救いにあずかりました。どんなかたくなな人であっても、神さまにはおできにならないことは一つもありません。ですから、広く救いを求めていただきたいのです。
 使徒の働き1631節に「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」と書かれています。このことばは真実で、私が無理だと諦めていた家族親族が次々に信仰に入りました。救いは絶対に無理と思われた迫害の人・父さえも、妹を通して救われました。驚くことに、信仰に入ることを強く反対しているような人ほど、救われると一変して、猛烈に神さまに仕えるようになります。使徒パウロがその一例です。
 家族の救いは神さまの約束です。私たちに必要なのは、主イエスさまを信じること、ただそれだけです。主の恵みは深いのです。あなたもあなたの家族も救われます。主イエスを信じましょう。(イスラエル北野)

み声新聞2019年5月12日号(第1041号)より転載—

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