2013年7月11日木曜日


虹は語る
虹を見ることは、この上ない喜びです。聖書の中で最初に虹が出てくるのは、創
世記9章13節です。「わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。それ はわたし
と地との間の契約のしるしとなる」と書かれています。
 ノアの時代、人類の罪が目盛りに達し、神は洪水によって人から獣に至るまで
あらゆる肉なるものを滅ぼそうとされました。神はノアに箱舟を造るよ うに言
い、大洪水を起こし、箱舟の中にいた者たちだけが助かりました。しかしこのこ
とで神は心を痛め、もう水によって滅ぼすことはしまい、と、約 束の虹を与え
てくださったのです。
 それが虹の出自ですが、それを超えて今や虹は祝福のしるしとなっています。
私事ですが、長く病院に入院していた時、恐れと不安がありました。こ れで大
丈夫なのだろうかと悩んでいた時、私の部屋の窓から、あらぬ方向なのに、虹が
出たのです。言葉にできないほどの慰めを受けました。
 虹のどこがいいって、それはタイミングです。主は全てご存じで絶妙のタイミ
ングで虹を見せてくださいます。
 先日、祈祷会で私たちの直面している問題を、感謝と賛美の声をあげつつ力の
限り、主をほめたたえました。すると突然激しい雨が下り、雷の声がと どろき
ました。祈りは聞かれたといわんばかりの天候異変に、立って表に出ました。走
りながら、心の内に虹が出ると強い確信が来るのです。
 果たして、外に出た時、ちょうど神さまが虹を作っておられたところでした。
うすい虹が置かれていて、見る見るうちに虹は鮮やかで、光を放つ二重 の虹と
なりました。私たちは数日後、解決と神のご栄光を見ました。虹は祝福のしるし
です。神さまは私たちを強めてくださいます。(イスラエル北 野)
み声新聞2013年7月14日号(第736号)より転載—

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