2013年2月21日木曜日


あなたに出会った日
 今から30年前のことです。その日東京は珍しく大雪でした。私は友人に誘われ
て高円寺にある教会に行きました。
 私は、カトリックの幼稚園で3年、小学校からはプロテスタント教会で3年
間、福音を学びました。しかし、思春期に入ると心理学に傾倒し、宗教や 救い
をばかにするようになりました。
 にもかかわらず神さまは、私を覚えていてくださいました。阿佐ヶ谷から高円
寺に行く中央線の窓から、白く輝く十字架を見ることが、いつしか都会 で一人
暮らしをする私の楽しみになりました。
 その白い十字架の教会に私は連れられて行ったのです。牧師さんは、聞き慣れ
ない言葉で祈ってくださいましたが、途中で席を外されました。そこ で、一人
残された私は牧師さんが祈っておられた通り、自分でも祈ってみました。する
と、左へ左へと体が押され、ついに倒れてしまいました。
 これは、あくまでも私個人の体験ですが、立ち上がろうとした瞬間、頭上で大
きな氷山がさく裂して、清い水が私の頭からつま先まで一気に洗い流し てゆく
ような体験をし、たちまち、大きな喜びが心に沸き起こり、イエスさまを知りま
した。
 コリント人への手紙第二5章17節には「だれでもキリストのうちにあるなら、
その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべ てが新し
くなりました」と書かれています。あの日、私に起こったことはまさに、このこ
とば通りのことでした。神は今も生きておられます。古い私は 過ぎ去り、私は
新しい私になりました。
 イエスさまを信じましょう。その時、あなたは新しく生まれ、永遠の命に預か
ります。イエスさまを心にお迎えしましょ う。 (イスラエル北野)

 み声新聞2013年2月24日号(第716号)より転載—

0 件のコメント:

コメントを投稿