2013年2月13日水曜日



クリスチャンであると伝え聞いて、祈りに心を寄せていましたが、北朝鮮に拉致
された横田めぐみさんとそのご家族の、長年にわたる戦いに、私は胸を 打たれ
ます。
 横田さんは、拉致された娘さんの解放を信じ、また壁をたたき続けて数十年に
もなります。もし、横田さんにこのことが起こらなければ、横田さんは 多分、
ごく普通の平凡なご家庭を築き、幸せに過ごしておられたのではないかと思いま
す。横田さんの、マスコミの前に出る強さ、必ず取り戻せると信 じる力、そし
て祈り。これらは皆、子を思う親の愛がそうさせたのです。
 今か今かと待ち続ける中で、今ではご夫妻の頭に白いものが目立つようになり
ました。しかし横田さんは決して諦めていません。その愛の強さに、多 くの人
が感動しています。
 ルカの福音書15章にもまた、日々、子の帰還を待ち続けた父親のことが書かれ
ています。それは、天の父なる神さまです。勝手に家を出て行き、放 蕩三昧に
ふけっている息子にもかかわらず、その息子の帰るのを、今か今かと待ち続けて
いました。それゆえ、戻ろうとしている子の姿を認めると、ま だ遠かったにも
かかわらず駆け寄って迎え、子として抱き、愛を示されました。
 神さまはどれ程あなたを愛しておられるでしょう。それは、み子イエスさまを
下さったほどです。私たちはみなやがてははかなくなる身です。そこか ら救お
うと、神はイエスさまを下さったのです。これは大きな犠牲でした。
 イエスさまは約2000年前に、この地に来られ、私たちの罪を赦し永遠の命
を与えるために十字架で死なれました。神の愛がここに示されました。
 み神のもとに帰りましょう。
         (イスラエル北野)

 
み声新聞2013年2月17日号(第715号)より転載—

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