2019年12月18日水曜日

救いについて

 救いって何でしょう? 救いはキリスト教の専門用語です。仏教系の宗教では悟りという境地を約束していますが、それとも違います。
 救いは、天地万物を造られた全能の神が用意してくださったものであり、恵みによって誰もが受けることができる祝福です。
 救いに関しては聖書に、「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです」(使徒の働き4章12節)と書かれており、この方とはイエス・キリストです。世に宗教多しといえども、救いを語るのはイエス・キリストの福音以外にありません。ですから救いを受けるためイエス・キリストを信じましょう。
 具体的にはどのようにすればよいのでしょうか。ローマ人への手紙10章には次のように書かれています。「もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです」(9、10節)
 救いと告白は密接な関係にあります。コリント人への手紙第一12章3節には、「聖霊によるのでなければ、だれも、『イエスは主です』と言うことができません」と書かれています。それ故、イエスを主と口で告白することは重要です。
 また、神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったというのはどういうことでしょうか。それはイエス・キリストが贖(あがな)いを成し遂げてくださったということです。イエス・キリストは、私たちの一切の罪を負って十字架で死なれ、贖いを果たし3日目に死者の中からよみがえりを果たされました。ここに救いが完成されました。誰でもこの福音を信じるなら救われます。(イスラエル北野)

み声新聞2019年12月22日号(第1073号)より転載—

0 件のコメント:

コメントを投稿