2016年2月1日月曜日

求め続ける
 マタイの福音書7、8節で、イエスさまはこう語られました。
「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます」
 これは、約束を伴った素晴らしいみことばです。原語では「…し続けなさい」という継続を表す意味が盛り込まれています。そしてこれは私たちへの信仰のチャレンジでもあります。
 年末年始にかけて、今年は特別なお取り扱いがありました。1月2日に郷里で10年に1度の同窓会があり、どうしても出席したく思いました。ところが、1日は、特別礼拝があり、3日からは通常の主日礼拝が始まります。行くなら、2日当日日帰りするしかありません。しかし、たった1日のために高い航空券を買う財など持ち合わせていません。これだけでも、同窓会出席は主のみこころではないかもしれない、と判断できます。けれども今回に限っては、主のみこころが明確に分かるよう、もう少し粘ってみようと思いました。
 祈っては聖書を開き、みことばに聞き、忌憚なく願いを差し出し、朝昼晩に一心に主を求め続け、たたき続けました。そして、ついに主ははっきりと「世をも、世にあるものをも、愛してはなりません」(ヨハネの手紙第一2章15節)と語ってこられました。
 結局、同窓会出席はみこころではないことが分かりましたが、「求め続ける」ということがどんなものなのか、今回も良い学びを体験しました。
 大胆に祈り求めましょう。主は必ず祈りに応え、願いをかなえ、またそうでなくても、御自身のみこころをはっきりと教えてくださるからです。
 
(イスラエル北野)

み声新聞2016年1月31日号(第869号)より転載—

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