2015年7月18日土曜日

悪霊追い出し
 悪霊追い出し。多くの方にとっては、いかにもうさんくさく聞こえる言葉です。しかし聖書を見てみると、イエスさまは多くの病をいやされましたが、それと同じだけ多くの悪霊からの解放のみわざをなさっています。
 一口に私たちがいやしとして受け取っているものの中においても、病気が原因となっている病と、悪霊によって引き起こされた病があります。聖書はその二つを書いています。それが病ならいやしの祈りをすれば治ります。なかなか良くならない場合は悪霊の関与を考えてみる必要があります。
 マルコの福音書5章は、悪霊追い出しの記述で有名です。ゲラサ人の地にイエスが着くと、すぐに汚れた霊につかれた人が墓場から出て来てイエスを迎えました。彼はたびたび足かせや鎖でつながれていましたが、鎖を引きちぎり足かせを砕いてしまい、もはや誰にも彼を押さえるだけの力がありませんでした。
 しかしイエスさまが「汚れた霊よ。この人から出て行け」とお命じになったところ、霊は豚に乗り移り、200
0匹ほどの豚ががけを下り、湖でおぼれてしまいました。その人は、着物を着て、まったく正気になっていました。
 多くの人たちがこれを作り話しと読み換えますが、これは実話です。
 悪霊というのは現実です。しかし悪霊は身を隠します。ばかばかしい。悪霊なんて極端だ。そんな考えを私たちの頭に植え、気付き、いやされないように暗躍しているのです。全て病気には病気、霊には霊の対応が求められます。こういう訳で、私たちは教会に行き、霊の正しい知識を学びましょう。イエスさまの福音は、これらの問題も解決できるのです。
 
(イスラエル北野)


み声新聞2015年7月19日号(第841号)より転載—

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