2015年2月7日土曜日

反キリスト
 1991年、夫と長女と3人でイスラエルに行きました。終末に関わる示しな
どを求めたのですが、旅の最後にホロコースト記念館「ヤド・バシェ ム」に導
かれました。終末には何が起こるのですかと主に求めたところ、そこで見たのは
ヒトラーの肖像画でした。ヒトラーは反キリストのひな型であ り、反キリスト
は必ず今の世に立ってくること、またその時代における神の働きを担うには今か
ら準備が必要だということを語られました。
 それから23年がたち、今に至っていますが、日本は発展しているはずなのに、
当時と比べて随分生活が苦しくなりました。昭和の時代、一家の主が 働くな
ら、何とか家族を養えました。しかし今は、家族総出で働いても、なおかつ生活
苦ということも珍しくありません。
 時代は、刻一刻と終末を示すようになりました。民族は民族に敵対し、方々で
地震や災害が起きています。しかし聖書では、これらは産みの苦しみの 始まり
であり、終わりが来たと言ってすぐに動揺してはならない、まず背教が起こり、
不法の人の出現なくして終わりは来ない、と書かれています。そ して、この不
法の人こそ反キリストなのです。彼は中東和平を締結し、すべて神と呼ばれるも
のの上に自分を高く上げ、自分こそ神だと宣言します。
 不法の秘密はすでに働いています。しかし今は引き止めるものがあって、反キ
リストの出現を引き止めています。しかし、その時になると、不法の人 は現れ
ます。主はみ口の息をもって彼を殺し、来臨の輝きをもって滅ぼしてしまわれま
す。私たちは、世の終わりに向かう、特別な時代に生きていま す。イエスさ
まを信じ、それぞれの救いの達成に努めましょう。        (イスラエ
ル北野)

み声新聞2015年2月8日号(第818号)より転載—

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