2014年1月23日木曜日



 以前、知人が興味深いことを語りました。子どもを持つ前は、お菓子を頂く
と、真っ先に一番良いものを取っていたのに、今では子どもに優先権を譲 るん
だそうです。親になるってこういうものなのですね。わが子のためなら、たいが
いのことは忍べるのです。
 父なる神さまも同様です。私たちに関心を抱き、私たちを愛しておられます。
 マタイの福音書1029章に、「二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょ
う。しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには 地に落ち
ることはありません」と書かれています。二羽の雀のうちの一羽とはサービスで
ついてきたおまけです。ものの数にも入っていません。その雀 でさえ神さまは
心にとめてくださっていると言うのです。そして「あなたがたは、たくさんの雀
よりもすぐれた者です」とイエスさまは語られました。
 親は子のためならどんな犠牲を負うこともいとわないものです。父なる神さま
は、私たちの救いのために御自身のひとり子イエスさまをくださいまし た。ヨ
ハネの福音書3章16節にはこう書かれています。
 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは
御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つ ためで
ある」
 神の御子とは、イエス・キリストです。2000年前、イエスさまがカルバリ
の丘で死んでくださったのは、私たちが滅びることなく、永遠のいのち を持つ
ために、神さまが支払ってくださった尊い代価なのです。このような大きな愛が
他にあるでしょうか。
 イエスさまを信じ、神さまの元に帰りましょう。 (イスラエル北野)

 
み声新聞2014年1月26日号(第764号)より転載—

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