2012年5月7日月曜日

赦されます

 私の祖母は、神さまが嫌われるようなことを何十年にわたって行っていました。霊媒、口寄せに聞き、四国八十八カ所巡礼を何度も繰り返し、自分の 死に装束に八十八の朱印を押したものを用意して、弘法大師に帰依していました。
 渦中にある本人には分からないことでしょうが、これは神の前に大きな罪です。神は、わたしのほかに、ほかの神々があってはならないとも、自分の ために偶像を造ってはならない、それを拝んではならないとも、十戒の中で語っておられるからです。
 幾重もの偶像礼拝の中で生きてきた祖母に、果たして福音は届くだろうかと私は悩みましたが、何回目かの福音を聞いた日、神はわざをなされまし た。祖母は「自分は今までいろいろな事(偶像礼拝等)をやってきたから…」という、認罪の言葉を、初めて、口にしたのです。自分のしてきた偶像礼 拝ですが、祖母はそれが罪であることを知り、それ故、自分は救いにあずかれないような罪人である、ということが分かったのです。祖母は衣装を着替 えて、その日、バプテスマを受けました。
 ヨハネの手紙第一1章9節には、「もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちを きよめてくださいます」と書かれています。
 神のことばは真実です。どんなに大きい罪であろうとまたささいな罪であろうとも、それは人の感じ方であって、神の前には罪は大小みな等しく罪で あることに変わりはないのです。聖書では、十字架の贖いによって、全ての罪は赦されると書いてあります。どんな罪人でも、罪を告白して捨てるな ら、あわれみを受けるのです。十字架の救いを信じてください。
(イスラエル北野)

み声新聞2012年5月13日号(第675号)より転載—



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