2020年4月15日水曜日

「備え」

 備えあれば憂い無し。これは昔から語られている日本の格言です。本当にその通りで、何事も備えが重要です。備えがあれば多少の事は対応できます。個人的な見解ですが、日本人は備えておくといったことにはたけている国民だと思います。
 マタイの福音書25章に、再臨の主を出迎える、10人の娘のたとえが書かれています。5人は賢く5人は愚かでした。両者とも、ともしびは持っていました。その上で賢い娘たちは、ともしびとともに入れ物に油を入れて持っていました。愚かな娘たちは、ともしびは持っていましたが、油を用意していませんでした。
 そこに、突然花婿がやってきました。娘たちは皆一斉にともしびを整えました。ところが愚かな娘のともしびは油がないため今にも消えそうになりました。賢い娘たちから油を分けてもらいたかったのですが、到底足りないので店に行ってお買いなさいと勧められ、買いに行くと、その間に花婿が到着しました。備えのできていた娘たちは花婿といっしょに婚礼の祝宴に行き、戸が閉められました。
 その後、愚かな娘たちが帰ってきました。ご主人さま戸を開けてくださいと言いましたが、確かなところ私はあなたがたを知りませんと言われ、祝宴に入ることができませんでした。
 これらのたとえは、キリストの再臨のことを語っています。花婿はイエスさまで、娘たちはキリストの花嫁すなわち教会だと言われています。同13節に、「だから、目をさましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです」と書かれている通り、再臨の時は不意打ちのようにやって来ます。しかも準備できている者とそうでない者とは区別されます。
 イエスさまを信じ、聞き従いましょう。それが再臨に対する最善の備えです。
(イスラエル北野)

MIKOE NEWSから転載」 2020年4月15日、リンク先:https://www.mikoe-news.com/

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