2015年11月8日日曜日

霊の世界
 知らないということは恐ろしいことで、子どものころ、よく「こっくりさん」をして遊びました。また、占いが大好きでタロットやカードに夢中になり、霊の世界に深く踏み込んでいました。催眠術をかけるということもあり、1人の女の子が頭に手を置いたまま動けなくなってしまいました。この事は小学校の職員会議にまでのぼって厳重な注意を受けました。
 私の家系は、代々口寄せや霊媒に親しんできたので、私も自然に霊的なものに深入りしました。しかし、それらは後にさまざまな病の発症に至らせました。特に精神の病のあるものは、こういった悪霊の関与によるものが予想以上に多いのです。どうすればよいのでしょうか。
 ヨハネの手紙第一4章では次のように書かれています。「愛する者たち。霊だからといって、みな信じてはいけません。それらの霊が神からのものかどうかを、ためしなさい(中略)イエスを告白しない霊はどれ一つとして神から出たものではありません」(1、3節)
 霊は神からのものと、悪霊から来るものと二つがあり、イエスを告白しない霊はみなサタンから来たものです。
 サタンは私たちを憎んでいます。やがて滅ぼされるサタンは、1人でも多くの人を自分と同じ滅びに追いやろうと働いているのです。しかし、案ずるには及びません。同3章8節には「神の子が現れたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです」と書かれています。
 イエスさまは、あなたをサタンから取り戻すために世に来られました。あのカルバリで十字架にかかって死んでくださったのは、私たちを贖うためです。それ故、神の元に立ち返りましょう。神は私たちを御子の自由の中に入れてくださいます。 (イスラエル北野)

み声新聞2015年11月8日号(第857号)より転載—

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