2013年9月3日火曜日


獄中の賛美
 私たちを愛する神さまの愛は、誰であろうとそれを取り去ることができませ
ん。イエスさまは昇天される時に、「見よ。わたしは、世の終わりまで、 いつ
も、あなたがたとともにいます」と語ってくださいました。どんな時でもどんな
状況にあっても、イエスさまは常に共にいてくださいます。たとえ それが獄中
であったとしても。
 というのも、使徒の働き16章に、獄中にあったパウロとシラスの記述があるの
です。2人は宣教途中に冤罪で、獄屋に入れられました。足かせをは められ、
一番悪い囚人が使う奥の牢に入れられていました。
 しかし、彼らは、あたかも自由の人と同じように生きていました。真夜中にい
つものように神さまに祈り、賛美の歌を歌い始めました。他の囚人たち もそれ
に聞き入っていました。
 するとどうでしょう。突然大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、たちま
ち扉が全部あいて、皆の鎖が解けてしまいました。これが賛美の力で す。神さ
まは賛美のうちに住まわれるので、獄舎もまた天の臨在に覆われました。神が与
える安らぎがあり、喜びが支配したのです。
 以前よくこんな歌を歌いました。「主イエスを喜ぶことはあなたの力です」と
いうものです。本当にその通りです。パウロもシラスもこの世のもので はない
主イエスさまの喜びを体験していたのです。それは困難に打ち勝ち状況を一転さ
せてしまう力です。喜びは場所を選びません。常に神さまとの交 わりに中にい
ることそれが賛美の祝福なのです。
 あなたもイエスさまを信じ、神の下さる喜びを頂いてください。確かにイエス
を喜ぶことは患難を打ち破る力となるからです。  (イスラエル北 野)

 み声新聞2013年9月8日号(第744号)より転載—

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